横浜市で不動産投資向きのエリアとは?西区・中区・南区・鶴見区に注目!

横浜の不動産投資 不動産投資

不動産投資の際に、多くの人は「どのエリアが不動産投資に向いているか」という悩みに直面するかと思います。そんな悩みをすぐに解決できるように、このサイトでは様々な地域について注目のエリアをまとめています。

さて今回は、いま大注目の「横浜について、不動産投資に向いているエリアを中心に解説していきたいと思います。

横浜にはどんな街があるか?

皆さんは「横浜」といえば、どのようなエリアを想像しますか?
多くの人はたくさんの駅ビルが立ち並ぶ「横浜駅周辺」のエリアや、ランドマークタワーや赤レンガ倉庫で有名な「みなとみらい」エリアを想像するかと思います。

しかし、それらのエリアは横浜のほんの一部にすぎません。横浜は18の区から構成されており、いくつか例に出すだけでも下記のようにバライティーに富んだ顔ぶれとなっています。

  • 横浜駅やみなとみらいがある中心的な区とも言える「西区」
  • 山下公園や中華街など観光客も多く訪れるスポットも多い「中区」
  • 人口密度が最も高く、京急線と市営地下鉄の2線が利用可能な地域が多い「南区」
  • 横浜の中でも都心寄りに位置し、アクセスも良好な「鶴見区」

なぜ横浜が不動産投資に向いているのか?

横浜には先述のように様々なエリアが存在しますが、総合的にみると果たして不動産投資に向いているといえるのでしょうか?

その答えは、YESです。

実は、横浜は東京にも引けを取らない不動産投資向きの街と言えます。
その理由として、下記のようなポイントがあげられます。

  • 「住みたい街ランキング」では常に上位をキープしており、ブランドイメージがある
  • 全国の市の中で最も人口が多く、単身世帯の占める割合も高いので賃貸需要が大きい
  • 東京に比べて収益物件の価格帯が低く、手を出しやすい

住みたい街ランキング(関東)で常に上位をキープ

年度順位
2020年1位
2019年1位
2018年1位
2017年3位

横浜は、2018年から2020年まで3年連続で1位を獲得しています。
横浜を住みたい街に選んだ人の多くは、その理由に「交通の便の良さ」や「買い物のしやすさ」をあげており、生活する上で必要な要素の充実度がとても理想に近い街だということがわかります。

特に、アクセスにおいてはJR東海道線、横須賀線、湘南新宿ライン、京浜東北線、京急線、相鉄線、市営地下鉄、東急東横線、みなとみらい線など非常に多くの路線が乗り入れており、アクセス面でのレベルも非常に高いと言えます。

また、「おしゃれ」「歴史を感じる」などブランドイメージも申し分なく、多くの人にとって憧れの街となっています。

全国の市の中でも、人口がトップクラスかつ単身世帯が多い

横浜は全国の市町村のなかでも、人口の多さはトップクラスです。

一般的に、人口が多いほど賃貸需要は高い傾向にあるため、これも横浜で不動産投資を行う魅力の一つと言えます。

また、横浜は単身世帯の数が年々増加傾向にあります。

※横浜市  令和元年中の人口動態と令和2年1月1日現在の年齢別人口  より引用

こちらを見てわかる通り、現在では単身世帯が全体の40%以上の割合を占めており、全体で最も高い割合となっています。

この様な背景から、横浜では単身世帯向けマンションの需要が高まっており、ワンルームマンション投資をはじめとした不動産投資を行うには絶好のエリアであるということがわかります。

東京23区内に比べて、物件の価格帯が低め

横浜は東京と比べ、収益物件の価格帯が低く、物件購入のハードルが低い街です。

試しに、不動産情報サイトのアットホームで、以下の検索条件で「横浜」と「新宿」の価格ごとの物件数を比較してみました。

【検索条件】

  • 間取り:1R、1K
  • 建物構造:RC
  • 駅からの距離:10分以内
  • 築年数:30年以内

物件価格横浜新宿
~1000万円290
~1500万円56
~2000万円155
~2500万円610
2500万円~1444
全物件数6965

上記を見てもわかる通り、横浜の物件の多くは1000万円までの価格帯に集中していることがわかります。逆に新宿の場合は、2500万円以上の価格帯に物件が集中しています。 この様に、東京と横浜では収益物件の価格帯に大きな差があることが見て取れます。

物件タロー
物件タロー

「なるべくリスクを抑えて、不動産投資を始めたい」という方には、物件価格をなるべく抑えるというのが理想なので、横浜は不動産投資を始めるのにぴったりの街ですね。

横浜で不動産投資に向いているエリアは?

ここまでの説明の中で、横浜は非常に不動産投資のポテンシャルが高いエリアであるということがわかりました。

それでは、横浜の中で具体的にどのエリアが不動産投資に向いているのかを見ていきましょう。

横浜市西区は不動産投資に向いている?賃貸需要や家賃相場は?

1日に約230万人が利用するターミナル駅の横浜駅

横浜市西区は、18の区の中でも面積こそ小さいですが、市の中心ともいえる区です。

ターミナル駅である横浜駅やランドマークタワー、パシフィコ横浜などの大型商業施設が集まっています。また、日産自動車本社をはじめ、多くの企業のオフィスが集まるビジネス街としての一面もあります。

このように横浜は、観光やビジネスの街としてのイメージが強いかもしれませんが、それだけ人が多く住んでいるということもあり、投資用物件も数多く存在しています。

例えば、横浜駅から徒歩圏内である「平沼」や「戸部」などには、ワンルームマンションが所狭しと並んでいます。

こういったエリアは、利便性の良さを理由に大変賃貸需要が大きいと言えます。

横浜市西区の家賃相場は、下記のようになっています。

間取り家賃相場
ワンルーム7.2万円
1K8.0万円
1DK9.7万円
1LDK12.2万円

東京都心部などに比べると若干低く感じるかもしれませんが、物件自体の価格が低めなので、むしろ東京の物件よりも利回りは高くなるケースが多くみられます。

横浜市中区は不動産投資に向いている?賃貸需要や家賃相場は?

ライトアップされた赤レンガ倉庫

横浜市中区はポートサイドの街としても知られ、港が多くあるエリアです。赤れんが倉庫をはじめ、外国の大型豪華客船が停泊することもある大さん橋など、観光スポットが多く集まる活気があるエリアです。

また、中区は先ほど紹介した西区に隣接するため、ターミナル駅である「横浜駅」へは一駅か二駅という距離にあります。このように、高い利便性も兼ね備えており、普段の生活や通勤には困らないエリアだと言えます。

こちらも西区同様に、投資用の物件が多くあるため掘り出しものの物件も多いエリアとなっています。

横浜市中区の家賃相場は、下記のようになっています。

間取り家賃相場
ワンルーム6.6万円
1K7.9万円
1DK9.4万円
1LDK16.0万円

西区に比べると全体的に低く感じてしまうかもしれませんが、賃貸需要が高いエリアであるため、継続的な家賃収入を期待することができます。

また、物件自体の価格も1000万円を切る物件が数多くあるため、利回りの面でも魅力的な物件が多とも言えます。

横浜市南区は不動産投資に向いている?賃貸需要や家賃相場は?

横浜へのアクセスが便利な京急沿線エリア

横浜市南区は、西区と中区に隣接する位置にあり、住宅街が多いエリアです。

横浜市大病院などの病院が数多く存在し、医療体制について問題なく安心して住むことができるエリアと言えます。

また、横浜駅へのアクセスとして「京急線」と「市営地下鉄」の二つの路線が利用可能となっており、利便性の観点でも問題ありません。

南区の賃貸物件についても、生活のしやすさや交通の利便性の良さから空室リスクは高くないということができるでしょう。

横浜市南区の家賃相場は、下記のようになっています。

間取り家賃相場
ワンルーム5.2万円
1K6.4万円
1DK7.6万円
1LDK10.2万円

ワンルームの家賃相場は低めですが、南区には1Kや1LDKの投資用物件が多く存在します。物件自体の価格も低いので、掘り出し物件を手にできる可能性も低くはありません。

横浜市鶴見区は不動産投資に向いている?賃貸需要や家賃相場は?

鶴見川をはじめとした自然が多いエリア

横浜市鶴見区は、横浜のなかでも川崎・東京寄りのエリアであり、都心で働く人や都心の大学に通う学生が多く生活しています。また、自然が豊かで遊び場も多いことから、小さな子供がいるファミリーも多く住んでいるエリアです。

鶴見区からは、新宿まで電車で40分、羽田空港まで20分などと交通の利便性にも優れています。

総合的にみても、非常にレベルの高いエリアであるため、賃貸需要も都心並みの大きさを保持しています。

横浜市鶴見区の家賃相場は、下記のようになっています。

間取り家賃相場
ワンルーム7.0万円
1K7.5万円
1DK8.6万円
1LDK10.3万円
2LDK13.4万円

ワンルームの相場としては、西区と同じくらいの7万円台となっており、横浜の中でもかなり高水準のエリアと言えます。

また、単身世帯だけではなくファミリーにも非常に人気のエリアとなっているため、2LDKのような収益物件も投資対象として視野に入れても良いかもしれません。

この様に、鶴見区は様々な投資物件の選択肢があるエリアと言えるでしょう。

まとめ

ここまで横浜の不動産投資事情について解説してきました。

横浜は、魅力的なエリアが東京に負けないくらい数多くあります。収益物件の価格相場もかなり抑えられるため、特にリスクを抑えて不動産投資を始めたい人にはぴったりのエリアといえます。

収益物件数も多いため、根気よく探せば、掘り出し物件を手に入れることが出来るかもしれません。

都心で収益物件探している方も、なかなかピンとくるものがないなと感じたら、横浜の物件も選択の一つに入れてみてはいかがでしょうか?

コメント