川崎市で不動産投資におすすめのエリアは?

不動産投資

不動産投資の際に、多くの人は「どのエリアが不動産投資に向いているか」という悩みに直面するかと思います。そんな悩みをすぐに解決できるように、このサイトでは様々な地域について注目のエリアをまとめています。

さて今回は、近年不動産投資家の注目を集めている「川崎について、どのエリアが不動産投資に向いているのかという観点を中心に解説していきたいと思います。

川崎にはどんな街があるか?

今回は目覚ましい発展をを見せる川崎について解説していきます

川崎市は、神奈川県の最東端に位置し、横浜市と東京都に挟まれた東西に細長い市域を持っています。

厄除けで有名な「川崎大師」や、駅直結の超大型ショッピングモール「ラゾーナ川崎」、川崎市役所などの行政機関は市の東部に集中しています。

一方、西部のエリアは東京のベットタウンとして住宅街が広がっています。

川崎市は全部で7つの区から成り立っており、それぞれの区によって異なる特色があります。

  • 駅前を中心に多くの商業施設があり、賑わいを見せる川崎区
  • 再開発によりマンションの建設が進み、地価も上昇した幸区
  • 武蔵小杉を中心に、タワーマンションが多く建設されている中原区
  • 田園都市線沿いに多くの住宅地が位置し、都心へのアクセスも良好な高津区
  • 多摩川沿いには緑地が点在し、豊かな自然が残る多摩区
  • 比較的若い世代が多く生活し、都市化が進みつつある宮前区
  • 小田急線が通るため都心へのアクセスが抜群、治安も安定している麻生区

この様に、同じ川崎市内でもエリアによって全く異なる顔を持っています。

川崎で不動産投資に向いているエリアは?

様々な特徴を持つエリアが存在する川崎の中で、不動産投資に向いているエリアはどこになるのでしょうか?

川崎で不動産投資を行う際には、ぜひ検討してもらいたいエリアについて、気になる賃貸需要や家賃相場などの観点から解説をしていきます。

川崎市川崎区は不動産投資に向いている?賃貸需要や家賃相場は?

週末は多くの人で賑わうラゾーナ川崎

川崎区は、JR川崎駅や川崎大師がある市の東側に位置するエリアです。

駅前には、ショッピングモールや映画館、飲食店がひしめきあっており、休日ともなるとたくさんの人で賑わう非常に活気に満ちたエリアです。

そんな川崎区は、交通アクセスの観点では、非常に充実しています。

JR川崎駅からは、東海道線や京浜東北線、また、JR川崎駅の徒歩圏内にある京急川崎駅からは京急線が利用可能であり、これらの線を利用すれば、都心や横浜へ20〜30分程度で出ることが可能です。

一方で、「川崎=治安が悪い」といったイメージを持っている方もいるかもしれません。

このようなイメージから、収益物件への入居率が低いのではないか?という不安の声を耳にすることがあります。

しかし、イメージとは反対に川崎区内の犯罪件数や犯罪率は、年々減少していることがわかります。

西暦犯罪件数
2013年3198
2014年2852
2015年2543
2016年2434
2017年2225
2018年2237
2019年2089

※神奈川県警察 犯罪統計資料から引用

この様に、都心部へのアクセスも良好なうえに、治安の面においても大きく改善されている川崎区の賃貸需要は、ここ数年で大きく高まりつつあります

川崎市川崎区の家賃相場は、以下のようになっています。

間取り家賃相場
ワンルーム7.0万円
1K7.5万円
1DK8.7万円
1LDK10.3万円

ワンルームでも7万円台と、川崎区は川崎市において家賃相場も高水準となっています。

また、駅前周辺であれば利便性の観点から大きく値崩れすることはなく、安定した家賃収入を得ることが可能と言えるでしょう。

川崎市中原区は不動産投資に向いている?賃貸需要や家賃相場は?

中原区の中心ともいえる武蔵小杉駅とタワーマンション

中原区は、東京都心部や横浜方面へのアクセスの良さから川崎市内7区のなかで最も、人口と世帯数が多いエリアとなっています。

特に、武蔵小杉周辺を中心としたエリア一帯は、大規模な再開発が行われていることもあり、賃貸需要がここ数年で極大化しました。

中原区において交通の中心となる武蔵小杉駅は、JR横須賀線をはじめ、南武線、東急東横線、東急目黒線、相鉄線といった多くの路線が乗り入れており、都心部へのアクセスも大変良好です。

また、区内ではバスも多く運行しているので、周辺のエリアへの移動も快適に行えます。

川崎市中原区の家賃相場は、以下のようになっています。

間取り家賃相場
ワンルーム7.2万円
1K7.6万円
1DK9.5万円
1LDK13.1万円

なんと中原区の家賃相場は、どの間取りにおいても川崎区を上回っています

また、中原区にはファミリー世帯が多いため、定住志向を持った人が多いと言われています。そのため、一度ファミリー世帯の賃貸人が付けば、安定した家賃収入を望むことができます。

物件タロー
物件タロー

中原区で物件を探す際は、ワンルームや1Kだけではなく、少し広めの間取りも視野に入れるとコスパの高い掘りだし物件を見つけられる可能性も高まるでしょう。

川崎市高津区は不動産投資に向いている?賃貸需要や家賃相場は?

溝の口駅前には多くの商業施設が充実しています

高津区は、田園都市線内の溝の口駅を中心としたエリアです。

溝の口駅は、東急田園都市線の急行が停まる駅で、渋谷まで乗り換えなしで行くことも可能です。

また、駅前には百貨店やスーパー、学校、病院、公園が揃っており、かなり生活がしやすいエリアとなっています。

生活の利便性が高さから、このエリアには多くの物件が存在しています。選択肢が幅広いという意味では、掘り出し物件を見つけられる可能性もあります。

溝の口駅に乗り入れている田園都市線と東急大井町線の沿線には、大学や専門学校も多く、高津区は学生からの賃貸需要も大きいエリアです。

気になる川崎市高津区の家賃相場は、以下のようになっています。

間取り家賃相場
ワンルーム6.4万円
1K7.2万円
1DK8.8万円
1LDK11.4万円

川崎区、中原区に比べると、高津区の家賃相場は少し低めに感じられるかもしれません。

しかし、区内における交通や生活の面から見た利便性の高さから、空室率は低い傾向にあります

総合的に評価すると、高津区は不動産投資の対象として悪いエリアではないと言えるでしょう。

川崎市麻生区は不動産投資に向いている?賃貸需要や家賃相場は?

女性の一人暮らしや、ファミリーにも安心な麻生区

麻生区は、川崎市の西部に位置しており、川崎市内に出かけるよりも都市部に足を運ぶ人の方が多いとも言われています。

実際に、生活している人の多くは、新宿などの都心部へ通勤、通学する人が多く、川崎市の中でも、東京のベットタウンという性格が非常に強いエリアだと言えます。

また、麻生区は川崎市の中で、比較的に治安が良いエリアとしても知られています。

新百合ヶ丘駅前には、区役所や税務署などの公共施設や、百貨店、映画館などの商業施設が集まっており、駅周辺を中心に生活のしやすさも申し分ありません。

上記の理由から、一人暮らしの女性や小さい子供を抱えるファミリー層からの賃貸需要は大きく、不動産投資の面から考えても興味深いエリアだと言えます。

川崎市麻生区の家賃相場は、以下のようになっています。

間取り家賃相場
ワンルーム5.8万円
1K5.4万円
1DK7.0万円
1LDK9.1万円

ワンルームや1Kの間取りが5万円台と、川崎市内の都市部や、都心に比べると家賃相場が低いと感じてしまうかもしれません。

しかし、利便性や治安の観点から、「家賃を抑えつつ、安心できる生活を送りたい」と考える学生や新社会人、若いファミリー層などを中心に大きな賃貸需要が見込まれます

物件タロー
物件タロー

麻生区は、物件の価格帯も低く、不動産投資初心者には手を出しやすいエリアであるため、初めの一軒を踏み出すには悪くない選択肢であるかもしれません。

まとめ

ここまで、川崎で不動産投資を行うにあたり、注目すべきエリアについて解説を行ってきました。

川崎市は、都心や横浜方面へのアクセス観点での利便性の高さから、賃貸需要の大きさが安定している街ですが、都心に比べると不動産投資への注目度が低いため、掘り出し物を探し当てることもできる可能性が高い地域だと言えます。

これから不動産投資を始める方は、ぜひ川崎という街を選択肢の1つにすることをおすすめします

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