不動産投資の中で最も大切なことは、言うまでもなく「物件探し」です。
「物件探し」と言われると、なんとなくウェブサイトで探すことをイメージしてしまうかもしれませんが、効率よく物件を探すなら不動産会社に任せるのがおすすめです。
この記事では、その理由や一連の流れを中心に解説していきます。
物件購入の流れ
まずは、「物件探し」が物件購入においてどんな立ち位置かということから確認していきましょう。
物件購入の流れは、下記のように7つのステップに分けられます。
- 物件の希望条件を決定
- 希望の条件に合う物件を探索
- 購入希望物件について不動産会社へ問い合わせ
- 購入希望物件の現地視察
- 購入希望物件の申し込み
- 購入物件の契約
- 残金決済
ちなみに、こちらのページで1つ目のステップについて解説しているので、必要に応じて確認してください。
物件の探索と不動産会社への問い合わせ
物件を探す方法は、大きく分けて2つあります。
- 不動産会社に任せて探してもらう
- インターネット等で自ら探す
ここからは、それぞれの方法について見ていきましょう。
不動産会社に任せて探してもらう
おすすめなのは、不動産会社に問い合わせて探してもらう方法です。これには2つの理由があります。
- 不動産会社に直接頼むとネット掲載前の物件も紹介してもらえる
- 良い物件はネットに掲載される段階で既に申し込みが入っていることが多い
- この方法で物件情報を早期に入手する人がいるから、自力だけでは良い物件を手に入れられない
- ネットだけでは手に入れられない豆知識や経験談を手に入れられる
- 物件に触れてきた量は不動産会社には勝てる投資家はいない
- ネットだけでは手に入れられない生の声は貴重な判断材料の一つとなる
不動産会社に物件を探してもらう際の手順は下記です。
- 不動産仲介や販売を行なっている不動産会社に問い合わせをする
- 不動産会社へ事前に決めた希望条件を伝える
- 不動産会社から希望に沿った物件がいくつか提示される
- 気になる物件についての詳細事項を確認する
また、会社によっては面談やセミナーを行なってもらえることもあります。
インターネットでは補いきれない感覚や知見を手に入れることができるチャンスなので、試しに2、3社の話を聞いてみることをおすすめします。
ここで、物件タローが実際にお世話になったところも含めて特別にいくつかの会社を紹介します。問い合わせや面談、セミナーの申し込みも下記から可能なので、一歩を踏み出してみましょう。
- プロパティエージェント
- ランドネット
- GAテクノロジーズ
- 住友不動産
ただし、必ずしも話を聞いた会社から物件を購入しないといけないというわけではありません。
あくまでも不動産会社は、「物件を売るということを念頭に、知識の伝授や物件の紹介をしてくれる」ということを理解した上で、本質だけを捉えることに専念しましょう。
インターネット等で自ら探す
もう一つの方法は、不動産系のウェブサイト等で検索するやり方があります。
「SUUMO」や「HOMES」といったウェブサイトで、事前に決めた希望条件をもとに絞り込んで気に入った物件がないか探していきます。
インターネットで物件を探す際のポイントは、3つです。
- 条件を絞りすぎない(優先度の低い希望条件は外す)
- 条件を絞りすぎてしまうとなかなか良い物件が見つからない
- 希望の物件がないなと思ったら、優先度の低い条件を削除して検索し直す
- 物件の掲載日が古いものは不人気な物件の可能性が高い
- 物件の掲載日が古いということは売れ残っている物件
- ぱっと見は良いなと思ってもマイナスポイントが隠れていることが多いので、詳細をよく確認
- 画像のある物件の中でピンとくるものだけ問い合わせする
- 画像を見てしっくりこない物件は貸しに出しても借り手がつかない可能性がある
気になる物件を見つけたら、問い合わせを行ってください。
自分で探す場合、気に入った物件が見つかるまで根気強く、一定の期間おきにウェブサイトをチェックする必要があります。
物件が大好きな人じゃないと、自力だけで物件を探すのは難しいと思うので、サクッと不動産投資をやりたい人は不動産会社の力を借りることをおすすめします。
まとめ
ここまで物件の探索と不動産会社への問い合わせについて解説してきました。それでは、最後に振り返りをしておきましょう。
★押さえておくべきポイント★
- 物件を探す方法は下記の2つ
- 不動産屋に任せて探してもらう
- インターネット等で自ら探す
- 不動産屋に探してもらう方がおすすめ
- ウェブサイト掲載前の物件も紹介してもらうことも可能である
- インターネットだけでは手に入れられない豆知識や経験談を手に入れられる
こちらでは、これ以降の物件購入におけるステップの解説をしています。一歩ずつで良いので、着実に知識を増やしていきましょう。